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コーティングが基盤を保護するメカニズム(液晶画面についての例)

液晶に使われているガラスは、理論的に極めて強度が鉄よりも高いといわれています。
ではなぜ「割れる」のか。ガラスの製造工程では、溶融されたガラス状態のガラス素地がほかの物体と接触し、ガラスの表面に目に見えないキズが無数にできます。
このミクロの傷によって強度が落ちてしまいそのキズを基点にして割れてしまいます。
破断条件
それを防止するためには、以下の2つの方法があります。
① ガラス表面での衝撃を和らげる(直接的な力を分散させる)
② キズをできるだけ少なくする(割れの基点を無くす)
液晶用保護フィルムは、①の方法で防止しています。
プラスティックフィルムでもガラス(一部プラ積層)にしてもクッション の役割を担い直接的な衝撃を液晶表面に直接当たらないように衝撃力を分 散しています。
ただ、液晶表面での耐衝撃性能は変わらないため一定の衝撃力を超えると割れが発生します。
破断条件
コーティングは、①と②の方法で防止します。
コーティングのガラス成分が液晶ガラス面の微細なキズの修復を行うことにより、割れの基点を無くすことと、薄膜が衝撃を吸収します。
薄膜表面は微細なうろこ状ガラスが層をつくり、この層がクッション性を持つため急激な物理的なショックを吸収します。
また、コーティング基盤となる面は、基材とガラス層が強固な密着層を形成するため、割れの基点となる傷を修復します。
この相乗効果により、驚くほどの耐衝撃性を実現しています。
破断条件

本キットで使用しているコーティング溶剤のエビデンス

本製品をガラス基板に塗布した試験片によって、独立行政法人 東京都立産業技術研究センターにて以下の試験を実施し評価証明を受けました。
(2016-12-1)

(1) 衝撃変形試験(デュポン式)

JIS規定に従いおもりを落下させ、どの高さで破損するかのテストです。プラフイルムとガラスフィルムとも比較しました。
コーティングにより耐衝撃性が改善することが証明されました。

検査結果

(2) 鉛筆ひっかき試験

JIS規定に従い、硬度の異なる鉛筆による引っかき傷の発生有無を検査しました。
塗装面としては最高の硬度9Hが証明されました。

検査結果

(3) 促進耐候試験(キセノンアーク灯式)

JIS規定に従い、キセノンランプ照射、ぬれ、乾燥を繰り返す検査を行いました。
300時間の検査で異常は認められませんでした。

検査結果
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